ためになる選挙出口調査のバイト

世の中にはたくさんのアルバイトが存在します。現在社会人勤めをしている方でも、一度や二度はアルバイトの経験をお持ちでしょう。

アルバイトにはスタンダードなものから「そんなバイトあったの?」という珍奇なバイトまでさまざまですが、選挙の出口調査のアルバイトも、なかなか聞かない特殊な仕事かもしれません。

民主主義の国で生きていたら、選挙に関わりを持つということはとても意味のあることです。出口調査の仕事をやってみることで、日本の政治に興味や関心を抱くのもいいかもしれません。

どんな仕事?

選挙特番などを観ていると、まだ開票が終わっていないのに、「当選確定!」などの字幕が踊ったり、レポーターが速報を打ったりしている光景を見たことがあるでしょう。開票作業の途中で当選の有無が分かるのは、出口調査で集められたデータを元に結果をはじき出しているからです。

マスコミは、競ってどこよりも早く当選情報を出そうとしますから、出口調査員を大量に確保して各選挙区に配置します。出口調査員の募集は、主にテレビ局に頼まれた人材派遣会社が行います。

集められた調査員は、まず選挙当日にそれぞれの投票現場に回されます。投票が始まるのが朝の7時くらいですから、早朝からの勤務となります。選挙の投票が開始して、終了するまでが勤務時間となりますから、拘束時間は12時間くらいです。

出口調査員は有権者の投票先を調べるのが仕事です。投票が済んで出てきたところを待ち構えて「どの党に入れましたか?」「誰に投票しましたか?」と聞いてデータを集めます。そのデータを元にテレビ局が投票結果を予測して速報を出すのという流れです。

報酬はどれくらい?

言うまでもなく、選挙は1日で終わりますので、選挙当日の勤務で仕事は終了。時給は1,000円くらいで、12時間くらいの労働ですから1日で12,000円という計算です。これに加え、事前に研修というのがありますので、別途研修費も発生します。

1日に単発で行うバイトですので、社会人や学生がお小遣い稼ぎにやるのが妥当なバイトといえるでしょう。選挙が行われるのが日曜日と決まっていますので、平日働いているサラリーマンの方でも大丈夫です。ただ、休みが丸1日つぶれてしまう覚悟だけは必要です。

どんな人に向いているのか?

直接有権者に質問してアンケートを取りますので、極度の人見知りの方は難しいかもしれません。また、アンケートにご協力くださいといわれて誰もが喜んで協力してくれるわけではなく、中には邪険に扱う人もいますので、何を言われてもへこたれたいタフな人が向いているといえるでしょう。

また、調査会社によっては、ノルマを課しているところもあるようです。この仕事は、どれだけ効率よくたくさんのデータを集めてテレビ局に渡すことが重要です。短時間に多くの調査結果を集めた人ほど、各局が出す速報に貢献できます。そのためには、複数の現場を掛け持ちするなど、フットワークの軽さも求められます。

政治に関心があるかないかより、手際の良さや人当たりの良さがこの仕事にとって必要な資質といえるかもしれません。政治に興味を抱くのは仕事が終わってからでも遅くないでしょう。

やりがいは?

選挙の出口調査の仕事は、国政選挙が始まるときに募集がかけられますので、定期的に稼げる仕事ではありません。単発で出来る小遣い稼ぎ程度の副収入ですので、それほど魅力的な仕事とはいえないようです。

しかし、この仕事を通して日本の政治に興味を持つということも大事ではないでしょうか。若者の政治離れが叫ばれる昨今、次の国政選挙では多くの若者が出口調査の仕事に精を出すことを期待したいですね。

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