テレビ番組の観客バイト

バイトを選ぶ基準は人によってさまさまです。お金、時間、通勤に便利、興味があるなど、バイトもいろんな種類がありますので、選ぶ理由も多種多様です。

いろいろあるバイトの中でも、ちょっと変わったバイトといえば、「テレビ番組の観客バイト」。その名の通り、番組の観覧席に陣取るだけというおいしいバイトです。このバイトを選ぶ理由はほとんどが、芸能人見たさというミーハーな気分でしょう。

ただ観るだけが仕事じゃない

毎日お茶の間に楽しい笑いやトークを届けてくれるテレビ番組。それは何も制作側と視聴者だけで成立するのではなく、観覧バイトの人たちの力もあって成り立っているのです。

観覧客に陣取ったバイトのみなさんの仕事は、舞台の上の芸能人たちが作り上げる番組を鑑賞することです。これだけいえばかなりおいしいバイトと思われがちですが、ただ観ているだけではいけません。

芸人さんやタレントさんが何か面白そうなことをいえば、笑い声を出して盛り上げなければなりません。また、何かためになる蘊蓄トークが展開されれば、「へえ~」と感嘆の声を出して演者を引き立てなくてはいけません。

要するに、ただ楽しく目の前の番組を眺めているだけでなく、番組製作の一員となって場を盛り上げ、タイミングや間を考えて声を出したり、笑い声をあげたり、ため息をもらしたりする演出の効果を狙った動きをする必要があります。観客エキストラとは、番組出演者を支えるスタッフの一員でもあるのです。

気になるギャラは?

番組観客バイトの気になる報酬額ですが、撮影一本いくらという計算で、相場はおおむね1,000~3,000円ということです。番組がどれだけ長引いても、押しても、報酬額は決まった額しか出ません。ですので、お金を稼ぎたい人にとっては不向きなバイトかもしれません。

特に、番組が必ずしも台本通りに進むとは限らず、また演者によってはトークが長引き2時間も3時間も収録が押してしまうこともあり得ます。拘束時間で5時間以上取られて報酬が1,000円にしかならなかったとしたら、純粋にバイトとして考えれば割の合わない仕事といえるでしょう。

この仕事は、お金目的でやるというより、単純に憧れの芸能人に会いたい、一緒に番組を盛り上げたい、という人に向いているバイトでしょう。一つの娯楽を一緒に作り上げていく実感を持てますので、そこに報酬以上のやりがいを感じる人も少なくありません。

応募多数でチャンスは少ない

それほど稼げる仕事ではないですが、売れっ子の芸人さんや女優さん、タレントさんを間近で見学できるうえに、わずかながら報酬ももらえるというバイトだけに、応募者多数で抽選で選ばれた人のみがその幸運を手にします。

バイトの募集は主にテレビ局のホームページ等で募集することもあれば、エキストラ登録会社から募集をかける場合もあります。先ほど申したとおり、番組によっては応募が殺到するので、必ずしもお目当ての芸能人の出演する番組が観覧できるとは限りません。

報酬額も少ない上に、応募しても選ばれるか分からないバイトですので、経済的に余裕のない人が選ぶ仕事ではないかもしれません。これはバイトというより、エンターテイメントを楽しむイベントくらいに考えたほうがいいかもしれませんね。


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